※プレートが少し大きいので、アルミ製の12Tコグに使用出来ない場合があります。
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KMCのチェーン。GDRでは10年以上に渡って「最強」と評価しているチェーンです。

チェーンにとって大事な事…。
まずは強度＆耐久性。ペダルを踏みこんだ時にチェーンが切れたら少なからず痛い思いをするし、場合によっては大怪我に繋がる可能性もあります。
20inで「アンダーガードを引っかけた時に、チェーンが障害物にヒット！」というのがチェーンを一番痛めるのは間違いないけど、グイグイとペダルを踏みこむだけでもチェーンのプレートは伸び縮みを繰り返してるので、かなりの負担がかかってます。

プレート自体が硬いし、そのプレートに負けないだけピンも硬い。伸びにくいしぶつけてもヘコたれない。このタフさは魅力です。


そして「伸びない」の話のついでに書いておくと…。
ペダルを強く踏みこんだ時、ヤワなチェーンだとけっこう伸びてます。で、伸びた分だけペダリングの力は損なわれてます。

ペダリングの力は前に進むだけでなく、トライアルにおいては「フレームをしならせる」という場面で多用するわけですが、ヤワなチェーンだとけっこう伸びてます。で、伸びた分だけペダリングの力は損なわれてます。
伸びにくいチェーンを使えばそれだけで力のロスが少なくなるし、フレームの『しなり』を最大限に活用する事が可能。

自転車のチェーンって、そもそもトライアルの様な低いギア比でグイグイと踏みこむ事は考えてないですからね。こういう「不必要に頑丈」なチェーンはトライアル乗りにとっては貴重だし、せっかく存在するんだから使わないのはもったいないです。

「今までMTB用のチェーンしか使った事がない！」というライダーさんには、是非一度このチェーンを使って欲しいと思います。「違うフレームに乗ってる」位の差を感じてもらえるので。(もちろん、フレームがしなるだけの力でペダルを踏めてるのが前提ですが…)