この【HEX】をプロデュースし続けるのは、26inには26inの魅力があるとInspired社が考えるから、そして世界中のライダーからのラブコールがあるからこそです。

26inというサイズがもたらす「安定感」が魅力なのは間違いないけど、「タイヤの選択肢が多いから、山を走る時は好みのブロックタイヤに履きかえて」という使い方が出来るのも24インチにはない魅力。サスペンションフォークを取り付けるのも違和感が無いので、「ストリートxトライアル専用バイク」ではなく、「ストxトラが快適なマルチユースの26in」と考えて、自分なりの他sの染み方を探してほしいと思います。 

24inモデルの【Fouplay】で培った技術とノウハウをそのまま26inにしたフレーム。厳選されたパイプ、ガッシリと作り込んだリアエンド、剛性を確保しつつも軽量を追及したB.B.ヨーク…。Inspiredのコダワりがギッシリと詰まってます。

今期からヘッドチューブを変更。下部を大口径化した『1.5テーパー』で、ベアリングを直接フレームに取り付ける『インテグラルIS』方式となりました。
 

フロントフォークも【Fourplay】と共通。
コラム下部を極太のデザインとすることで、ハードなライディングにも負けない強度・耐久性を追及しています。フォークの詳細はこちらでご確認ください。

フロントフォークのホイール固定部分にはスルーアクスルを採用。
ハブの強度・耐久性の向上というよりは、左右のフロントフォークのブレードを確実に固定する事で、ハードなライディングの中でもフォークがヨレにくく、リジッドな感覚が得られるのが一番のメリット。もちろん、強度・耐久性も飛躍的に向上します。
 

ハンドルバーにはややライズ控えめのモデル【Pro】を採用。ステムは自社ブランド【TRIALTECH】の物を採用しています。
「本格的にトライアルのテクニックを練習する！」という場合はハンドル位置を遠く＆低くアレンジしたり、「山に入って坂道もグイグイ上りたい」という場合にはハンドル位置を思い切って近くしてやる事で、このバイクのポテンシャルを最大限に引き出せます。
「ストリートのテクニックでどうしても前輪が持ち上がらない(涙)」という時は、ライズ高めのハンドルバーに変更してやると良い結果が得られます。  

クランクは自社で開発した2ピースの物。クランクアームとガードリングが一体になったデザインが特徴的ですね。
右側のクランクアームとB.B.シャフトを結合した2ピース構造で、強度＆耐久性と軽量化の両立を狙っています。

チェーンテンショナーにはInspiredの定番である、スプリング式のモデル。
 チェーンの緩みによるペダリング時の「スカっ」という感覚を生じないので、ギリギリ限界のライディング中にもストレスを感じることが無い、秀逸なパーツです。

ペダルは【Inspired - Pro】。コンポジット材で作られたボディは軽量にしてタフ。たくさん練習してコケまくるなら、アルミ製のペダルより優れていると思います。  

強度・耐久性を第一に考えて開発した自社製のハブ。ハードなライディングにも耐える強度＆耐久性を備えたモデルです。

リムには【Inspired - Pro】グレードの物を採用。上位モデルの【Team】の様に極端に軽量なリムでは無いけど、十分に「軽め」と言える重量にして、十分以上の強度＆耐久性を有したモデルなので、ガンガン攻めるライダーさんにも安心して使ってもらえます。  

【HOPE - Tech4xTrialzone】と【MAGRUA - MT4/MT7】から選択可能。 ご予算と求める性能、ブランドの好みや使い心地のお好みで選んでもらえればと思います。

サドルにはInspiredのTripodの物を採用。
コンパクトサイズのサドルを低めの位置にセットする事で、大きなアクションでも邪魔にならない様にと配慮されています。
「サドルに座って快適に走りたい」という事であれば、MTBタイプのサドルや長めのシートポストに変更してやる事で乗りやすいポジションを作れます。