■ カスタムスペックの車両(特価品)で、メカニカルブレーキを装備したバイクの組み立て作業です ■
・十分な知識と経験と必要な全ての工具をお持ちであれば、【セットアップを行わない】を選択して頂いてご自身で組み立て作業を行って頂く事も可能ですが、全くお薦めは出来ません。
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「完成車の価格以上にお金を使いたくない!」という事で【セットアップを行わない】を選択するということであれば、まずはお住まいの地域の販売店様にご相談下さい。
販売店様によっては、セットアップに料金をとらないケースも多々ございます。購入後のメンテナンスや修理もリーズナブルに対応してもらえると思いますので、
お住まいの地域の販売店様にてご購入頂く事を強くお薦め致します。
完成車のセットアップにあたり、以下の作業を行います。
- フレーム&フロントフォークの下処理
- ・フレームの、ヘッドチューブ、B.B.、ディスクブレーキ台座。フロントフォークのディスクブレーキ台座のフェイシング加工。
・各部のネジ穴の再タップ作業。
- 各部の削り加工
- ・必要に応じて、ステムのエッジの面取り加工、ブレーキレバーのクランプ部分の削り加工、ブレーキレバー先端の削り加工等。
(※当然ですが、各部の塗装やアルマイトを剥がす事になります。)
- 駆動系
- ・ネジ部分へのグリスアップ、フリーギア内部にグリスが存在する場合はグリスの除去と注油。
・チェーンラインの調整とチェーンの無用な油分の除去。
- ホイール
- ・ホイールの増し締めと振れ取り作業。
(※「ホイールは張り過ぎてはダメ!」というのは一般的な自転車の話で、トライアルのテクニックを考えるとホイールはガンガンに張ってあるのが基本です。)
・カップ&コーンタイプのハブには、グリスアップと高潤滑オイルの注油。
- ブレーキ
- ・摺動部分への注油とブレーキシューの調整。
・一般的なブレーキホースは、トライアルやストリートで求められるハードなブレーキングに対応していません。強くブレーキレバーを握った力が、確実にブレーキングに活かされる様にブレーキホースを強化タイプに変更します。
・スムーズな動作を長期間持続させるため、表面処理を行ったインナーケーブル(ワイヤー)へのアップグレードを行います。
・合わせてホース先端のアウターカップも強化タイプに変更します。
・Vブレーキの場合、リアブレーキのシューをトライアル向けの物に変更します。
・必要に応じて、リードパイプをフレキシブルタイプの物に変更します。
- その他
- ・車両により3〜6種類のグリスと2種類の高潤滑オイルを使い分けて、各摺動部分への適正なグリスアップと無用なグリスの除去。
・各ネジ部へのグリスアップと、組み込まれていない場合はワッシャーの追加。
(※ブレーキ周辺のボルトにはグリスを塗布しません。塗れと言われても、当社では承りません。)
・必要な箇所のボルトへの緩み止め剤の注入。
・各部の適正な取り付け、固定と調整。
・その他、良かれと思う事は全て行います。
・自転車の組セットアップにあたり、以下の項目についてお伺いさせて頂きます。
該当する数値や項目を選択した後、【カートに入れる】ボタンを押して下さい。
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1 - バイクのセットアップ
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●当社で完全にバイクを組み上げ、
調整を行った後に実走テストを行い、最終的なセッティングと調整を行ってからお届けさせて頂いております。
各部パーツの初期不良が無い事の確認、また初期の緩み・伸びを生じたところで増し締め作業を行います。
(実走の際、グリップとペダルはお客様にお届けする商品は使用しません)
●「自分より先に誰かに乗られるのは嫌だ!」「最終的なセッティングは自分で出来る」という方は、「最終セットアップは自分で行う」を選択して下さい。
●バイクのセットアップを希望されない場合は [セットアップを行わない]を選択して下さい。
尚、当社でのセットアップを希望されない場合、ブレーキホース等の強化やオプションは適用できません。
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2 - 身 長
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●程よいハンドルポジションにセットして発送させて頂く為に身長をお聞かせください。
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3 - 手のひらのサイズ
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●ブレーキのセッティングの為、掌のサイズをお聞かせください。
・ブレーキレバーの調整は比較的容易ですので、ご自身での調整も可能です。
当社でのセッティングが不要でしたら【セッティング不要】をご選択ください。
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4 - ブレーキレバーの左右
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●ブレーキレバーの左右をご指定下さい。
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5 - 用 途
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●トライアルやストリート用のバイクに乗った事が無いという方は
[初めての1台♪]を選択して下さい。
「既にトライアルやストxトラのバイクに乗ってるよ」「MTBでストリートっぽく楽しんでます」「BMXの基本テクはマスターしたぜ!」等、飛んだり跳ねたり系のバイクに乗ってるという方は、
目指す方向性を選択して下さい。
ハンドルバーの高さや角度、ブレーキレバーの角度等をご希望の方向性に応じて調整させて頂きます。
場合によっては、一部パーツの変更を提案させて頂きます。
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6 - ブレーキホースのカラー
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●ブレーキアウターホースのカラーをご指定ください。
・強化タイプのブレーキホースはカラーバリエーションがございますので、お好みのカラーに変更してオリジナリティを演出して頂けます。
- サンディング加工は消耗します。
ウェットやマッドコンディションで乗れば、一日でギザギザが無くなり、効力を失います。ドライコンディションで乗っていても、徐々にギザギザは削れていきます。
一度サンディング加工を行って、このサンディング加工が削れて無くなった場合、「サンディング加工を行っていないリム」より制動力が低下します。回復させるには再度サンディング加工を行う必要があります。
以下の項目は、少々マニアックな内容です。
「よくわからない!」という方は、選択項目はそのままで [カートに入れる] ボタンを押して下さい。
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7.サンディング加工
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●リム側面のサンディング加工をご希望でしたらお申し付けください。
- サンディング加工について
- 「リムブレーキはサンディング加工を行わないと全然ブレーキがきかない!」なんて、もはや昔の話。
「サンディングしていないリム用のブレーキシュー」を使用すれば、サンディングしたリム&サンディング向けのシューと同じか、それ以上の制動力を得る事も可能です。
とは言え、水やホコリが付着する環境で乗る事が多いのであれば、リム側面のサンディング加工は必須。加工をご希望でしたらお好みの荒さで仕上げます。
・細目
リムのアルマイト加工や塗装を落としてツルっとした表面に仕上げます。
水やホコリに対しての効果はありませんが、アルマイトを剥がす事でブレーキのコントロール性が格段に向上します。
・中目
ツメが研げる程度の荒さで仕上げます。標準的な仕上げです。
・荒目
ノコギリの歯で荒らした様なギザギザっとした表面に仕上がります。ドロ泥、ヌタヌタのマッドコンディションでのブレーキ力を求めるのでなければ『中目』で十分です。
- サンディング加工に関する注意点
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8 - チェーンクリップの使用
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●チェーンクリップの使用についてのご希望をお聞かせください。
- チェーンクリップの使用について
- チェーンクリップを使用すると、「チェーンカッター」をいう工具を使用しなくても容易にチェーンを脱着できて便利です。
ただし、チェーンクリップ部分の素材は、どうしても他の部分と差があるので、チェーンクリップの部分からチェーンが切れるトラブルが起こりやすくなります。(体重の軽い方や、ペダルをグイグイ踏み込まない場合は問題ありません)
当社では「チェーンクリップは可能な限り使用しない」を基本としておりますが、整備性の向上を求めてチェーンクリップの使用を希望される場合は「チェーンクリップを使用する」を選択して下さい。
※)チェーンによっては、チェーンクリップの使用が必須の物もございます。チェーンクリップが使用できない物もございます。チェーンクリップの使用/不使用につき、ご希望に沿えない場合がございます。
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9 - ニップルの緩み止め剤
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●接着剤の使用に関してご要望があればお聞かせください。
- 緩み止め剤について
- 後々の緩みの防止のため、スポークとニップルのネジ部分に緩み止め剤を注入します。
緩み止め剤を注入すると後々ホイールの振れ取り作業がやりにくくなるデメリットもありますが、緩み止め剤は炎で数秒間炙るなど、高温にする事で溶けますので、完全に固着するわけではありません。
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その他
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以下の項目でご要望がございましたらお聞かせください。
- フロントフォークのコラム長
- ハンドルバーの高さ調整を行う為に『コラムスペーサー』というパーツを使用します。
当社では通常、完成車純正のステムを使用して、15〜20mm程度のコラムスペーサーを取り付けて組み上げます。 このため、フロントフォークのコラムも15〜20mmのスペーサーを取り付け可能な長さでカットします。
「コラムスペーサーは15mmも必要ないから短めに!」「フロントフォークのコラムを長めに残したい。」ということであれば、こちらのフォームにてご希望をお聞かせください。
(最初からフォークのコラムが短い場合は、ご希望の長さに対応出来ません。)
- ステムの上面が斜めの場合のコラム処理
- 『上面が斜めになっているステム』が組み込まれている完成車は、こちらのパーツを組み込んで上面をフラットにしてお届けします。
「ステム上面にフォークコラムが飛び出しているのは嫌なので、ステムの内部にフォークコラムが収まる短さにカットしてほしい」という場合は、こちらのフォームにてご希望をお聞かせください。
(フォークコラムがもともと短い、またはメーカーからの出荷時点でカットされている場合は、加工やフラットヘッドの追加は行えません。)
- ハンドルバーのカット
- ハンドルバーのカットをご希望の場合は、こちらのフォームにてご希望の長さをお聞かせください。
ハンドルバーは、曲げ角度とハンドルポジションによって適正な長さは異なります。
「今使ってるハンドルバーの長さが何mmだから同じ長さに…」とカットしてしまうと後々悲しい思いをする事もあるので、まずはハンドルバーはそのままで、ブレーキレバーの位置を調整しながらベストなハンドルの長さを見つけてからのカットを強くオススメします。
- ブレーキレバーのセッティング
- ブレーキの握りはじめから、ブレーキがきき始めるまでの「空引き」を軽めに調整する事が可能です。
ただし、メカニカルブレーキのスプリングは使用開始からしばらくの期間でヘタりますので、レバーの引きを軽め=スプリングを弱めに調整すると頻繁な微調整が必要になります。
つまり、ある程度引きを重くしておく方がメンテナンスが楽です。
握力の弱い方や、「レバーの引きが軽いのが好み♪」という事で軽めの設定をご希望の方は、こちらのフォームにてご希望をお聞かせ下さい。
- シートポストのグリスアップ
- ※サドルを備えたバイク専用の項目です※
MTBやロードバイクでは、フレーム内部への水や泥の侵入を防ぐため、シートポストにグリスを塗布するのが一般的です。
ですが、トライアルやストリートxトライアルのバイクで「移動のためにサドルを上げ下げする。」「サドルに座って移動して、ライディングする時はサドルを外す。」という場合は、手や衣服にグリスが付着する可能性があるので、グリスは塗らない方が良いと当社では考えています。
「サドルは頻繁に上げ下げしない&ウェットコンディションでも走行する」等の理由で、 シートポストへのグリスの塗布をご希望の場合は、こちらのフォームにてご希望をお聞かせ下さい。
その他完成車のセットアップについての詳細なご要望があればお申し付け下さい。
(突拍子のない話でも、まずはご相談下さい。特殊なカスタムも承ります。)
<< 重 要 >> ------------------------------------------------------
1.傷やダメージについて
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細心の注意を払ってバイクの組み上げを行いますが、作業中に傷が生じる場合がございます。そもそも、塗装やアルマイトを剥がす作業は製品に傷をつけるという事でもありますし、加工に伴い周辺に傷を生じる場合もございます。
「極力傷の無い状態でバイクを入手したいという場合は【 1 】の項目にて【セットアップは不要】を選択してください。
尚、当社で扱っている完成車をプロデュースしているメーカーのほとんどが小さな会社であり、大手メーカーの様なクオリティを期待するのは根本的に無理があります。
入荷の時点で「フレームに傷がある」とか、「リムにスポークで引っ掻いた傷がある」とか、「どこで何をしたらこういう具合に傷が入るの?」という傷が入っているケースも多々ございます。
2.【セットアップを行わない】を選択される場合
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・【セットアップを行わない】を選択して頂きますと、工場出荷状態でのお届けとなります。
一般的に自転車は「7部組」と呼ばれる状態で工場から出荷されますが、当社で取り扱っている完成車はこの限りではありません。
バラバラの状態…、メーカーによってはホイールすら組まれていない状態で入荷しております。
「ハンドルと前輪とペダルを取り付ければ、とりあえず自転車の形になる」と安易に考えないで下さい。
・フレームやフロントフォーク、各部のパーツには個体差がありますので、セットアップに伴いパーツの追加や交換が必要となるケースが多々ございます。
【セットアップは不要】を選択して頂いた場合、追加や交換が必要となるパーツは全てご購入者様にて別途ご購入頂く必要がございます。
・取り付けられていた製品の不具合が確認された場合交換の対象となりますが、異常が認められたパーツの交換作業はご購入者様にて行って頂く必要がございます。交換に伴う工賃等の費用は当社では弁済致しません。また、返送のお手配と輸送に伴う運賃はご購入者様にてご負担頂きます。
また、異常を生じたと考えられる部品の検証にあたりまして、ご購入者様の不備にて破損や損傷させた可能性が考えられる場合は交換や補償の対象とならない場合がございます。
どう考えてもハイリスクですので、当社にセットアップをご依頼頂くか、お住まいの地域の販売店様にてご購入頂く事を強くお薦め致します。
上記ご了承の上ご注文下さい。