CREWKERZの完成車、リムブレーキのモデルに標準装備されている自社ブランド【WAW】のブレーキクランプ。

CREWKERZ - Jealousy26のフレームやリムブレーキ台座のカーボン製フォーク等、ブレーキ台座が深くもぐりこんだデザインの台座では、「もう少しブレーキクランプを上にズラしたいのに、ブレーキクランプとフレーム(フォーク)が接触して、理想的な位置に調整できない！(泣)」という問題が起こる場合があります。
この問題を解消してくれるのが、こちらのブレーキクランプ。下側のクランプに切り欠きを作る事で、フレーム(フォーク)への接触を避ける事ができます。


また、使えばわかりますが、と言うか使わないとわかってもらえませんが、数あるブレーキクランプの中で、一番弱いトルクでスレーブシリンダーを固定できます。つまりは、「一番フレームのネジ穴に負担が少ないブレーキクランプ」という事になります。

固定ボルトを締めこんでいくと上下のブレーキクランプが変形するのはどこのメーカーも同じなのですが、この変形具合＝素材の硬さが、硬すぎもせず、柔らかすぎもせず、絶妙なんだと思います。

清掃やブレーキの調整、ブレーキシューの交換で頻繁に着脱を行うパーツ。ネジ穴の耐久性を考えるなら、締め付けトルクは弱ければ弱い方が良い。
開発者目線や、メカニック目線で見れば当たり前のことなんですが、わかっちゃいるのにどこのメーカーも本気で追及しない部分。こういう細かい所まで追い込んでくるのはCREWKERZだけです。

心の底からリスペクトです。