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CLEAN TRIALS 2.0 - K1 20in

「常に新しい何かを!」と求めるのは開発者の持病みたいなものだし、開発の矛先がカーボンに向くのは2017年現在においては当然の方向性。ロードもマウンテンバイクも、「ハイエンドモデル=カーボン」っていうのが常識になってますからね。

アベル自身とCLEANにとっての新たな挑戦であったカーボン製フレーム。
1年のテストを経て。また世界タイトルを獲得して。堂々のプロデュースです。
商品コード : cl12f20k1
価格 : 259,000円(税込)
L2-5
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良いフレームが出来たってのは間違い無い。軽いし飛べるし、言う事ないだろ?

考えるべきは耐久性だった。でも、プロトタイプは1年使って故障してない。今もスペアバイクとして
、メイン機と交互に乗ってる。
テストライダーが一人、ダウンチューブを思いっきりぶつけて割ったけど、上からカーボンを貼って補修した後は全く問題無く使ってる。補修して、回復して、壊れる前と変わらず使い続けられるってのはスゲェと思ってるよ。
アベル・ムスティエレス

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彼がライディングしてる映像はインターネット上で色々と確認できるので、アルミのフレームに乗ってる頃と比べると興味深いです。
この【K1】でも、跳び出す時や大きく飛んだ後のヨレが無いので、力を喰われたりバランスが崩れたり…という事が起こりにくいし、ポイントによってはカーボン独特のしなやかさでフワっとバイクが楽に浮き上がったり、アルミでは起こり得ないポイントで『しなり&反発』が生まれてバイクを進めるための一助になってるのが確認出来ます。

もちろん、彼の熱心なトレーニングがあればこそですが、この【K1】に乗る事で新たな方向に進化してるし、小さな動きが楽に&クイックになってるのは明らかです。

「誰が乗ってもベストなフレーム」なんて作れないけど、アベルの様にペダリング少な目&踏切り重視で乗るスタイルのライダーさんであれば、このフレームが別次元の進化と成長をもたらしてくれると思います。
 
Commentary
「軽い&しなやか&それでも強い」というのがカーボンの特性だけど、トライアルのフレームを作るなら素材としてはちょっと柔らかめ。現代のトライアルライダーが求めるガッシリ感をもたらすのはかなり難しいはずなのですが、この【K1】の縦方向の硬さは驚異的。

アルミ製のフレームに比べても遜色ない、いやむしろアルミより硬いんじゃなかろうか?という位の縦方向の硬さで、ダニエル状態で抜群の安定感を発揮してくれます。

横方向=ペダルを踏みこんだ時は、「おぅ、カーボンだねぇ。」という印象の独特の柔らかさ。
フニャフニャに柔らかいわけでは無いけど、踏み加減と反発が返ってくるタイミングや跳ね具合はやっぱり別物です。

なので、「グイグイペダルを踏みこんでフレームをしならせて・・・」というスタイルのライダーさんにとっては、慣れが必要だし、「アルミ製の【X1/X2】の方が扱いやすいし飛びやすい」と感じるライダーさんもいると思います。
体重の軽いライダーさんなら、何も考えなくてもフレームとシンクロしてグイグイ踏めるかもしれませんけどね。

アベルの様に、「飛ぶ時は踏切りを重視!」というライダーさんであれば、乗った瞬間異次元の世界にトリップ出来ます。

 
デザイン
カーボンのフレームは、要は「たい焼き」の要領で『型』を合わせて作るわけですが、MTBやロードバイクにおいてカーボン製のフレームがどんどん進化してるおかげで、この型の作り方や張り合わせ方の技術はどんどん進化してます。

外側の形状も自由自在く、厚みも自由に調整できるのでフレーム造りの自由度はアルミなどの金属に比べて高いけど、『型』が複雑になれば当然『型』のコストはかさむし、ひとつひとつのフレームを作るコストも高くなります。アルミより高額なのは当然と言えますね。

フレームの形状によっても、各部の厚みによってもフレームの乗り味は異なるので、一体どれだけの本数のプロトタイプを作ったのかはわからないけど、よくまぁこれだけのフレームを作ったなと、素直に驚かされます。

基本的な造形はアルミ製フレームの【X2】のデザインを踏襲してるし、アベル自身がカーボン製の【MONTY - M5】にじっくりと乗った経験があるとは言え、未知の素材であることは確かですからね。

ライダーとしてだけでなく、開発者としてもすごい奴です。
 
ヘッドチューブ
ヘッドチューブは、トライアルでは定番となった感のある『1.5テーパー』のサイズを採用。
ヘッドチューブの後方、トップチューブとダウンチューブの接合部分にかなりの前後長を持たせたデザインが印象的。前輪を障害物に引っかけた『ハンガー状態』でフレームがヨレない様にと配慮しているのがよくわかります。
 
B.B.
B.B.は当然、『AS30』規格の30mmシャフトのクランクセット専用デザイン。大型の『ワン』をフレームに圧入して使用します。

通常のBSA(ネジ込)タイプに比べて、B.B.の取り付け部分が大口径化するのは、ガッシリ感のアップに効果的。ダウンチューブとの接合部分にも、後方のシートステーとの接合部分もゴツっとした造形。恐らく内部の厚みにもコダワり尽くしているであろうことは容易に想像出来ます。

左右2本のパイプでB.B.とシートステーを接合するアイデアも、アルミ製フレーム【X2】と共通。シートセクションの幅広な造形も見逃せません。
 
ブレーキ台座
通常はシートステーの上に位置するディスクブレーキ台座を、リアエンドプレートにマウントするという技法も【X2】のデザインを踏襲。

ブレーキによる負荷をシートステーとチェーンステー、2本のパイプ部分で受け止める事で、ダニエル状態の安定感を増し、大きく飛ぶ前のプッシュの段階でライダーの力が喰われたりバランスが崩れたり…という諸問題を解消するのに効果的です。

整備性は恐ろしく悪くなるけど、ブレーキのホースをヘッドチューブ後方からチェーンステーまで、フレーム内部に通す事も可能。これも1ピース構造のカーボンならではですね。

 
リアエンド
もちろん、スプリング式のチェーンテンショナー専用設計。
フレームに直接取り付ける事も技術的には可能なはずだけど、諸々のトラブルを回避するため、専用のアダプターを介してフレームに取り付けます。

リアホイールの固定方法はアルミ製のフレームと変わらず、ドロップエンド形状のリアエンド部分に、ボルト固定タイプの10mmシャフトのハブを取り付けるタイプとなっています。

     
ホイールベース: 1,005mm
チェーンステー: 350mm
B.B.ハイト: +87mm
ヘッドアングル: 72°
マニューバスペース:

612mm

(ヘッド上面からB.B.中心までの距離)
      
ヘッドチューブ: 120mm
   1.5 テーパー / インテグラルZS
    
B.B.:

AS30

  
 アンダーガード:

Type O

     
リアエンド: 116mm / ドロップエンド
   
ディスクブレーキ台座:

ポストマウント

160mmローターに対応
     
重 量:

1,010g (フレームのみ)

     


 


  • ☆クランク&BBには、CLEAN TRIALS 2.0 /CREWKERZのAS30(PF30)のクランクセットが必要です。
    ☆チェーンテンショナーには CLEAN スプリング式/CREWKERZ WAWが必要です。
    ☆ディスクブレーキ台座はポストマウント専用です。また、ポストマウントであっても、4ポットキャリパー/2ポットでもおおぶりなデザインのキャリパーはシートステーに接触するため使用出来ません。
    ☆各部のパイプは比較的頑丈な物を使用していますが、それでも強くぶつければヘコむでしょうし、ヘコみはクラックの原因になります。
    トライアルライドの中でフレームをぶつけないというのはまず無理だと思うので、プラスチック/カーボンなどで保護する事をオススメします。
    ・メーカーの公称値はあくまでも「この数値を目指して作りました」という指標であり、必ずしも正確とは限りません。ホイールベースとB.B.値はメーカー公称値を記載しておりますが、その他は極力実測値を掲載する様努めております。
    ・メーカーによっては個体差が大きく、各数値に少なからず差が生じている場合があります。また、ジオメトリーは予告なく変更となる場合があります。
    ・製品の仕様と価格は予告なく変更となる場合があります。
    ・写真の色味では、肉眼で見る色味を完全には再現出来ません。ご利用頂いている画面/モニターの具合により、実際の商品の色味と大きく異なって見える場合がございます。
    ・あらゆる部品の取り付けや調整には知識と経験が要求されます。また、製品の本来の性能を維持する為には頻繁に確実な整備と調整を行う必要があります。ご自身での整備と調整が困難な場合は、お近くの販売店様にてご購入頂く事を強くお薦め致します。