ECHOからもついに登場のカーボンフォーク。 究極の軽量を求めた【Light】と、ガッシリ感の増強を求めた【Strong】の2タイプです。 【Light】はグラフィックがレッド、【Strong】はグラフィックがグレーとなります。

コストパフォーマンスの高さが魅力のECHOにしてこの価格…。というのも、熟練の職人さんが手間暇かけて作ってるからなんです。
多くのカーボン製フロントフォークは中国製。各メーカー、より良い製品を作ってくれる工場を求めて探し回るわけですが、中には粗悪な工場もあります。
良い工場を見つけて、工程や品質の管理方法も細かく依頼して…ということが出来るのは中国メーカーであるECHOの強み。おかげで良い製品に仕上がってます。

コラムの上部＝ステムを加える部分にはアルミ製のパイプを通してますが、折れるのを予防するというよりはステムで締め付けた時の変形の防止や、スターファングルナットを取り付ける為の物という雰囲気。従来のカーボン製のフォークとは一線を画す製品です。
「軽いのはわかるけど、壊れたら悲しいしなぁ…」とカーボンフォークに手を出せなかったライダーさんにも自信を持ってオススメ出来ます。これだけ軽くなれば取り回しが軽いのはもちろんですが、ダニエル状態の安定感とか、跳んで着地した後の前輪の落ちて行かない感覚の変化はリアルに体感できます。

ただし！
軽量であるが故に、ハンガー状態でのブヨブヨ感はあります。【Strong】は今までに使った「一番柔らかいアルミのフォーク」と同じ位。【Light】はさらに柔らかいです。「こんなもんだ」と理解して使ってれば全く問題ないけど、「硬いフォークが好き！ハンガー状態でちょっとでもフラついて欲しくない！」というシビアなライダーさんにはオススメしません。
それでも、フロント周りの軽量化はダニエル状態での安定感等、大きく影響をおぼよすので、「とにかく前周りを軽量したい！」というライダーさんには一番オススメのフォークです。


ちなみに…。発売前のテストサンプル(400g代)の破壊テストに協力しましたが、壊すつもりでゲシゲシ負荷をかけても壊れなかったのを追記しておきます。